stoneを使ってプロキシ認証を自動化する

12 Nov 2013

proxy auth dialog

はじめに

検索してここに辿り着いたあなたは、さぞかしお怒りのことでしょう。
でももう安心してください。それは実現できます。
だけど注意してください。あくまで自己責任でお願いします。

stoneの入手

stone version 2.3e for WindowsXP をダウンロード
※Windows7でも使えています
ここでは、解凍したフォルダを C:\stone23xp に置いたものとして説明します。

認証情報のBase64エンコード

username:password の形式でBase64エンコードします。
例) tanaka:secret123 → dGFuYWthOnNlY3JldDEyMw==

設定ファイル stone.cfg の作成

以下の例に従って設定内容を1行で記述し C:\stone23xp\stone.cfg として保存します。
中央の8080でstoneのポート番号を指定しています。

proxy.example.co.jp:8080/proxy 8080 "Proxy-Authorization: Basic dGFuYWthOnNlY3JldDEyMw=="

サービス化と起動

cd C:\stone23xp
stone -M install repeater -C C:\stone23xp\stone.cfg
net start repeater
services.msc

Stone repeater > プロパティ > スタートアップの種類(E): 自動

使い方

インターネットオプション > 接続タブ > LANの設定 > LANにプロキシサーバを使用するにチェック。 アドレス(E): localhost ポート(T): 8080
※パスワードを変更したら、Base64エンコードをやり直して stone.cfg を修正しサービスを再起動します。

サービス削除

stone -M remove repeater

上記でうまくいかないときは

sc.exe delete repeater

→ OS再起動